2021-07-30
背筋がスッと伸びる!ヨガマットの ”新しい使い方”
暑中見舞い申し上げます。
森下のヨガ教室アートトでは、春くらいから2枚目のマットを新調された方がいらっしゃいます。普段着ているお洋服とは違った色合いを選んだり、新しいヨガマットに気分が上がりますね!
今回はヨガマットは平らに広げるだけじゃない!「ヨガマットの “新しい使い方”」をお伝えしたいと思います。
ご自宅で簡単に「背中のコリをストレッチ」、ヨガクラスご参加の際の「ポーズのサポート」として、ヨガマット1枚ですぐに試していただけますので、ぜひご覧ください。
ご自宅で簡単に「背中のコリをストレッチ」
長時間のデスクワークや前かがみの姿勢による、凝り固まった背中を広げます。
- 呼吸が楽になる
- 免疫力アップ
- 背中のコリがとれる
- 内臓疲労がとれる
行い方 1
- ヨガマットを丸めたものを横向きに置く
- 丸めたヨガマットが肩甲骨のすぐ下になるように仰向けに横たわる
- 背骨から頭頂をアーチ状にまっすぐにつなぎ、股関節が楽な場所にかかとを置く
- 脇の下、ひじを直角に折り曲げて手のひらを上向きにして腕を床に置き、胸を広げる
- 体全体の無駄な力を抜いて、自然な呼吸で3分ほど留まる
行い方 2
- ヨガマットを丸めたものを縦向きに置く
- ヨガマットの下側がズボンのウエストのゴム辺りになるように、ヨガマットの上に背骨をのせる
- 両腕を広げて、脇の間を45℃くらいにする
- 耳の裏から肩、指先までを遠ざけて胸を開く
- 体全体の無駄な力を抜いて、自然な呼吸で3分ほど留まる
ポイント
- 気持ちが良くても長くやり過ぎない。やり過ぎて背中が凝ることがあるので、1回3分程度にしてこまめに行いましょう
- ヨガマットの位置を背面にフィットする場所に調整しましょう
- 腰痛がある人は、ヨガマットをゆるく丸めて、身体の重みで厚みを薄くなるよう調節しましょう
ヨガクラスご参加の際の「ポーズのサポート」
- ずっと座位(座った姿勢)のポーズが続くと腰がしんどくなる人
- 肩や首に力が入ってしまいやすい人
- クラスで長座(脚を前に伸ばして座る)を取ると、骨盤が後傾して腰が落ちてしまう人
→ 背筋が伸びる
→ 体幹が意識しやすくなる
→ 腰や首が楽にポーズがとれる
長座の姿勢でのポーズ
ヨガマットを8つ折りにして、お尻の後ろ半分を乗せて座る。
半跏趺坐(はんかふざ)の姿勢でのポーズ
ヨガマットを丸めたもの、あるいは8つ折りにして、お尻の後ろ半分をのせて座る。
ポイント
- 骨盤の角度を調整したい(後傾 → 垂直)ので、お尻の後ろ半分のみをのせましょう(お尻全体で座ってしまうと意味がない)
- クッションやブランケットでも代用可能です。ヨガマットを使うと折りたたみ方を変えて自分にとって調度良い厚みを調節しましょう
いかがでしたでしょうか。
綺麗な姿勢を保つために必要な体幹も、骨盤が後傾していると意識が向けにくくなります。補助器具を使ってポーズのサポートをするのは「身体が硬い人のため」と思われがちですが、そんなことはありません。「私には必要ない」と思っている方も、試してみると新感覚を味わえるかもしれません。
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