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2022-11-24

怪我に対する、医学的な治療法と運動療法の未来

1年に渡り、整形外科医の先生方の講座を学びました。

こちらはその半分分の修了証です。受講するだけでいただけるものなのですが「形」として嬉しいものですね。

この講座では、7名の整形外科医師に身体の各部位の「構造」「機能」についてご教示いただきました。

日常的によく耳にする怪我や疾患についても、症例とMRI画像、手術の画像や動画等を拝見し、理解を深めました。滅多に拝見することができない画像だけでも大変勉強になったのですが、整形外科の先生方が、どんな風に患者さんを診ているのか、また治療についてどんな課題を持っていらっしゃるのか、一反を知ることもでき、貴重な学びでした。
 

知りたかったこと

私がこの講座へ興味を持った理由は2つあります。
 
1つ目は「クラスにいらっしゃる方々の悩みを少しでも理解したい」ということです。
 
2つ目は「伝統的なヨガの身体感と、西洋医学の身体の捉え方をどんな風に重ねて語ることができるか?あるいは、補完的な役割を明確にたい」と思ったからです。
 

身体の動かし方を変えること

講座を受講した際の発見としては、どの先生も口を揃えて「僕たちにできるのは診断と手術、注射」患者さんを本当に治してあげられるのは運動指導とはっきりおっしゃるところでした。

生活やスポーツ、就労環境の中、その人がよく使っていて負担がかかる部位に怪我をすることが多いので、治療を受けてせっかく痛みがなくなっても、身体の動かし方を変えないと同じ怪我を繰り返してしまうそうです。(遺伝的、病気が原因の場合などの例外を除く)

怪我の予防、またリハビリ時に、ヨガやピラティスといったモーターコントロールエクササイズは有効であると、どの先生も関心を寄せていました。
 
ご自分の役割を明確にし、専門外は他のプロフェッショナルに任せる
 
トップクラスの先生方の想像以上に謙虚な姿勢に触れて、運動指導者も「運動で改善すること」と「薬や手術などの治療が必要なこと」を理解する必要があると思いました。
 
また、患者さんにとって、医療、そしてヨガを含めた運動療法を適切なタイミングで利用して「より健やかに暮らす」ための相乗効果が生まれることも、望ましい未来の形では、と夢がすすみました。
 
まだまだ学びは続きます…
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