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2022-08-30

シンプルに生きるためのヨガ

こんにちは!

9月のテーマは、シンプルに生きるためのヨガです。

 

「それはヨガじゃないんじゃない?私はただ肩こりを楽にしたいだけ!」という人もいらっしゃるかもしれません。

 

実は、私たちがよく使っている健康(health)という言葉も一つの全体であるという意味があるそうです。

 

全体性とは、

  • 相関性や完全さ
  • システムや生物のあらゆる部分の内的な結びつき

 

全体性というものは絶対に失われるものではないので、例えば、仕事を失っても、怪我をしても、友達と喧嘩をしても、私たちが一つの全体であることは失われません。

私たちは、元気な人が「健康」だと考えがちですが、問題は、病気や肩こりかどうかではなく、変化した自分自身の現状に対して、今までのものの見方を変えずにいるから苦しく感じるようです。もちろん、痛いものは痛いし、辛いことは辛いのですが…

 

〜 健康というものは、いったん手に入れたら維持していくという静的なものではなく、動的なプロセスだということ

 

J.カバットジン博士の書籍「マインドフルネスストレス低減法」の一節です。博士は、アメリカでマインドフルネスに基づくストレス低減プログラムを実施するセンターを設立し、医療現場との相互コミュニケーションを築きながら、患者の心身の自立を促しています。

まさにそこで行われている手法はヨガであり、控えめに言っても、通常の生活をしている私たちにも役に立つことが多くあります。医者にかかるほどではないにせよ、時間の捉え方(未来に対する不安や過去へのこだわり、後悔)、人間関係要因によるストレスを抱えていない人はいないはずです。

 

状況に合わせて「変わっていくこと」の方がシンプル

 

変容していく人生を、その都度そのままに受け止め、行動していくための練習 = 身体の声を聞き、呼吸に意識を向ける体験と言えるかもしれません。

 

生活が動きはじめた今、個々の行動、情報の選択肢は多いにあります。目先に追われて焦ったり、考えすぎて視野を狭めていませんか。

 

思い切って日常から少し離れた時間を持ち、一緒にヨガをしましょう。身体が解きほぐれ、姿勢を支える力が湧くと、ごちゃごちゃした思考もシンプルに変わっていくはずです。

 

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